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不自然ビエンチャン

かくしてアヨチヤーを去るために拙者はその日の夜行列車へ赴いたのでござる。

時間までは宿にあった稲中卓球部を4冊読みふけってしまい、不覚にも拙者、ギリギリであったそうろう・・・。



「むむっ!もうこんな時間ではないか!もう駅に行かなくてはいけないでござるー!!」



駅はアヨチヤーの中洲の外にあるために、渡し舟を使わなくてはいけないのでござる。



「船がまだこないでござる・・・。せ、船頭!早ようこちらの岸に来てくれでござるー!」



夜行列車の時間は20:00でござった。

なんとか19:58につくことができ、駅の者に切符を見せ、確認をする拙者。



「ああ、あと10分待ってくれ。」


「なんと少し遅れているのでござるか。なればあのように急ぐこともなかったのでござるー!」



拙者はその日の夕飯もまだであり、明朝の朝食も考え、売店で「ぷりんぐるす」という、おいもの茶菓子を買ったのでござる。

その間にも列車はたくさん来ては発ちを繰り返していたために、心配性の拙者は度々列車の者に聞いてまわった。



「んむー、放送も摩訶不思議な言葉のみ。拙者には理解ができぬ。まいったでござる。」



その時、拙者はぴかりと気がついたのである。



「んふっ!ならば駅の者がいるところに拙者が常にいればいいのではないか!」



拙者はつうりすとぽりすと、駅の告示が貼ってある前の席に陣取ったのである。



「よし、ここならば・・・。ん?駅の黒板になにやら紅い文字がきざまれておるではないか。・・・なにっ!文字は読めぬが、列車の遅延が書かれているでござる!拙者の20:00の列車は・・・なぬっ!21:20!!!



どうやら泰国の列車は遅れることが当たり前のようであるが、拙者の列車ははいまだ始発の「万国」をも出発していなかったのでござる!!



終いに、列車が来たのは21:40であり、実に1時間40分も待ってしまったでござる。



「あ、あれあれでござる・・・。寝台だと思っていたのになんと座席の列車ではないか・・・。これではバスと変わらないでござる・・・。」



そして経って1時間後のことでござる。



「むむっ。先ほどから列車が止まっておるが、一向に出発しないでござる。尋常ではない音でエンジンをふかせておるが全然動く兆しがないでござるよ・・・。」











3時間後




「う、動かないでござる・・・。いかんともしがたい大音量でエンジンを幾度となくふかせておるが、全くもって3時間前と状況がかわらないでござるよ・・・。」



するとなんと奇天烈!突然列車の扉が開いたのでござる。



「ややっ!!なに奴!忍びの者か!!」


「列車、交換だよ。」


「まことでござるか!!果たしてこの列車はまきびしにでもやられたのでござろうか。」



刻の時、すでに丑三つ時。

かような時間に全員がたたき起こされ、隣に現れた列車へと移ったのでござる。




翌朝



「あふぁ。読者諸賢、おはようでござる。」



拙者が目指していたのは、泰国東北部の国境の町、ノーンカイ。

しかし、ノーンカイに着く前に列車は止まり、今度はエンジンを止めてしまったのござった。



「ややっ!!またもや動かないでござる!やはり、これは拙者を狙った忍びの仕業か!!」


「ノンカイ!ノーンカイ!!」


「なにっ!!ノーンカイ行きはは降りなくてはいけなのか!!」



急に降ろされた街は「ウドーンターニー」という、讃岐名物のような名前の街。

そして、拙者はなぜかバスに乗らされたのであった。



「なるほど。ここから先はバスで行くのでござるな。昨夜のとらぶるのせいであるな。」



バスに乗ってしばらくし、どうやらノーンカイの街に近づいたであろう時であった。



「ラオブリッジ!ブリッジ!!」


「おっ、ここで降りると噂のらおすとの国境の橋、『友好橋』へ行けるのでござるな!拙者!!降りるでござるよー!!!」



かくして拙者は、停まっていたトゥクトゥクに乗り込み、現地の奥方と共に友好橋へと赴いたのである。


そして友好橋に着くと、一緒にトゥクトゥクに乗っていた奥方が重そうな荷物を抱え、歩いては休み、歩いては休みを繰り返していたのである。




「これ、そこの女将。重そうでござるな。どれ、拙者が持ってやろう。」


「フレッーーシュ!!!
(ああ、なんと心優しいお侍様でしょう。このご恩、胸に深く刻ませていたただきます。)」





この女将とは言葉を通ずることはできなかったが、拙者は大和の熱い血がたぎる男。見て見ぬ振りなどできてたまるであろうか。


そして、この女将とぱすぽぉとこんとろぉるを抜け、待機するバスに乗り込んだのである。

このラオスとタイを結ぶ友好橋は、15ばぁつでバスに乗り、国境を渡るのである。



P1040059.jpg



「よし。また国境を越えるでござる、また1つ印が増えるでござる。」




―――――




「ラーオ!」



「おっ。ラオスっすか。ちっすラオス~~!おひさ~~!」



「スプラーーッシュ!!
(あれ?お侍様、さっきまでござるござる口調だったのに、なにやら急にチャラくなってしまいましたね。国境で何かあったのですか?)」




「いや~、実はっすねー、あのござるキャラ気にいっちゃって調子に乗ってまた今回のブログもそのキャラで書きだしちゃったんすけど~、なんかぶっちゃけ途中から飽きたっつーかー、めんどくなったつーかー。



「プロトタイプ!!
(そ、そうなの・・・。)」




「ん~、それでなんか~、さっさとやめたかったんすけどどうもやめるタイミング失っちゃったんで~、国境越えたしここでいいやって思って~、やめたんす。」



「サイコクラッシャーーー!!!
(あ、あらそう・・・、じゃあ別に私もお侍様って呼ばなくていいのね。)」




「ちっす。」




はーい、つーわけでまたラオス入っちゃいましたー。いえーい。






・・・このチャラいキャラももたないな・・・。普通にやろう・・・。

なんか気に入っちゃうとすぐやっちゃうんだよなオレ・・・。

後で見直しとかも大してしないし、もう本当行き当たりばったりでブログ書いちゃって・・・







ん?











右側通行が左側通行になってる!!!!!!!!!!!!







うおーーーーーー!!!!!

ちくしょう、また見逃したーーーーーー!!!!!!!!!!



確かさっき友好橋の上ではまだタイの左側通行だったはず・・・。


ま、またしても・・・いったいいつ、どの瞬間に・・・。

あー!!!!!ものすごくどうでもいいのに、ものすごく気になるーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!











ラオス再入国。



友好橋からは荷物持ってあげたおばさんが、

「ニポポテクンペ!!!
(一緒に乗って行きましょ?)」


と言ってくれたので、一緒に軽トラに乗っていきました。





そして、着いた所は。




P1040067.jpg



パリ、凱旋門!!!!!!!



誰も騙されないよね。


ラオスの首都、ビエンチャンです。


これはパトゥーサイといって、パリの凱旋門をもとにつくったものらしいです。
まだ未完らしい。





ビエンチャンの印象は・・・。


















お、思ったよりも都会!!!






ええ。ここ、ビエンチャンは本当は来たら、

「うわ!!首都なのに田舎!!」

が正しい反応なんですけど、僕は色んな人から散々あそこはなにもない、ものすごく田舎だ、と言い聞かされてしまい、

さらには南部を先に回り、ラオス第二の都市のサワンナケートの田舎さも見てしまったので、結構な田舎を予想してたんですが、

「なんだ思ったよりかは都会じゃん」とひねくれてしまいました。


だって車走ってるもんね。

コンビニもあったもんね。


サワンナケート、車通ってないもん。信号ないし。










と、いうことで、ビエンチャン。


んー、しかしまー確かに見所はない!!


さっきの凱旋門みたいのも思ったより小さいし、楽しみにしてたメコン川沿いでの夕日とビアラーオも、なんか今再開発中で工事してて、掘り返されまくってて風情ないし、川があまり見えない。


ラオスはバックパッカーに人気が結構あっても、ここ首都ビエンチャンはやはり通り過ぎがち。










しかし・・・!!!オレはこのビエンチャンで見所を見つけてしまった・・・!!!


これは今後バックパッカー界で人気のスポットになってしまうのではないか・・・!!!





それが・・・こちら!!!!!




P1040069.jpg




ふふふ・・・。どうだ気になるだろう・・・。


見た目はよくありそうな日本食料理屋だが、名前を見ていただきたい・・・。



「自然」!!!



このラオスの土地にありながら、その見事な漢字の看板がものすごく不自然なこの「自然」







ただ、これぐらいは大したものではない・・・。

これではバックパッカー界に旋風はおこせない・・・。



それではこの店のメニューを見ようか・・・。


なんと、この店にはラーメンのメニューがあり、僕は元々ラーメン好きなためにそのページを写させてもらった・・・。





P1040072.jpg




見てくれっ!!!おもしろいにおいがプンプンするだろう!!!



そんな黒塗りなんてしないでさっさと見せてくれって?

あわてなさんな・・・。






まず、キムチメンが若干ひっかかるだろう・・・。

でもこれはありえなくはなさそうだ・・・。


そして、カレーメン。

これも珍しいが、別に不思議ではない・・・。




しかし、カツカレーメンになると、少しレベルがアップするぞ・・・!!

カレーとラーメンだけでも、なかなかのミックスであるのに、そこにカツが入ってしまっている・・・。

きっととんでもないカロリーになってしまっているぞ・・・!!!


しかし、なぜカツを入れた・・・!!!なぜ揚げた!!!

この場合チャーシューとして入れたほうが正解ではないのか・・・!!!









・・・それではまずは軽いジャブからだ・・・。




2.png




It's Fire.



お、おしい・・・!!!

なぜ格好つけようとして漢字にしてしまったのだ・・・!!!

そのままひらがなで正解だったのに・・・。


これではまるで、燃やしMAN・「熱い男」のようである。


しかし漢字変換で「萌やし」にしなかっただけでもまだよかったな・・・。


世の中には「萌えるゴミ、萌えないゴミ」と表記され、絵が描かれている大学のゴミ箱があるというからな・・・。





では次だ・・・。







1.png




!?


な・・・なんだ・・・!!!


なんなんだこれは!!!!!!


いったいなにが麺の中に入っているのだ!!!


シャスか!!!シャスが入ってるのか!!!


シャスってなんだーーーーーーー!!!!!!!!!














4.png




シゼンフッッッ!!!



し、しぜんふっ!!!!!


「シゼンフ?」

「シゼンフッ!!!」



もはやオレには効果音にしか聞こえない。





先生「おーい、おまえらそこ雨で滑るから気をつけ・・・」


シゼンフッ!!!


生徒A「あはははー!そんなこと言って先生が滑ってるじゃー・・・」


シゼンフッ!!!


生徒B「あー、ほらそんなこと言ってるからA子だって滑って・・・」


シゼンフッ!!!


みんな「あははははは・・・!!!!!」




シゼンフシゼンフシゼンフシゼンフッ!!!









・・・フシゼン・・・?












では次で最後だ・・・。


こいつでここはバックパッカーにとっての聖地になるだろう・・・。


何も語るまい・・・。

とくとご覧あれ!!!!!!!!












3.png







!?



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やいっ!おぬし!!
おぬしのラーメンのせいで、一人電車の中でニヤついたうえにふいてしまったではないか!!笑"

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オレの勝ちだな!!!
なんか勝ちだな!!!
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あらた

Author:あらた

 小さい頃に国旗のぬりえにはまり、それ以来地理が大好きになってしまった可愛くない幼稚園児時代から全ては始まった・・・。

 世界地図を眺めていたら旅へ出てしまった、よくいる休学大学生。

 世界中を歩いて歩いて、感動したり、激怒したり、飲んだり飲まれたり、聖なる剣を探したり、手から炎だしたり、世界を救ったり。そんな僕も世界中の旅人と「よい旅を」と握手をし、2010年末帰国。でもブログはまだ続いています。

 はぁーーたまごかけがご飯がうまい。

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