南・「ユーゴ」へ・・・スロヴェニア・リュブリャナ
いやー前回のウィーンのブログはなんであんなことになってしまったのか・・・。
書いてるオレ自身なんだか続編が気になってしまった・・・。
暇だったら書いちゃおうかな。
でも一つだけ自分につっこむよ。
最後の「シュンッ」って!!ww
オーストリアはウィーンだけで、オレはそこから南へを目指します。
普通の世界一周者ならばここで、進路を西へ取るかもしれません。
ドイツへ、フランスへ・・・。
しかしオレが目指すのは、南。
ここからは旧ユーゴスラヴィアと呼ばれる国々に入ります。
ユーゴスラヴィアの名前ですが、スラヴ人ってなんとなくわかるよね?
ロシア系の人を言いますね。
「ユーゴ」とは「南」という意味。
そう!!
ユーゴスラヴィアとは「南スラヴ人の国」という意味!!!
ほらまた一つ賢くなった!!!
そんなわけで、まず入ったのはスロヴェニア。
あんまし知られてない国かもね。
ユーゴスラヴィアの歴史は難しいけど、今はなくなっていて、バラバラの国なっている、ということはきっとみなさんご存知でしょう。
ユーゴスラヴィアの解体はこの国から始まりました。
それでは分かりやすい解説だ!!!
元々、ユーゴスラヴィア連邦とはたくさんの国が一つに集まってできている国でした。
連邦なので、中にある国々は自分達の法律や国会を持っています。
その上にあるのが、連邦てこと。
今でもロシア連邦ってあるでしょ。
あの中にチェチェン共和国とかあるのと一緒。
ちなみにスロヴェニアはそのユーゴスラヴィアの中で、最も先進国でした。
しかしユーゴスラヴィア連邦とは、実際セルビア共和国が主体でした。
・・・
セルビア「ダメだよ!!コソヴォは共和国じゃないよ!!あれはセルビアの一部だよ!!」
スロヴェニア「こいつちょっといつも無理矢理すぎなんだよな・・・。オレ先進国だし・・・もうこいつなぁ・・・。」
セルビア「自治州は認めるけど、あれはセルビアだからね!!オーレーの!!!」
スロヴェニア「・・・ちょっともう嫌だから・・・。うん・・・。別れようか・・・。ばれない内に準備しとくか・・・。」
セルビア「あー!!もう!!ユーゴスラヴィアはオレ中心なのー!!ちょっと言うこと聞い・・・」
スロヴェニア「あ、あのさ・・・お、オレ独立するわ!!!うん・・・なんかもういいや!!!」
セルビア「・・・え?ちょっとマジで!?急だよ!!困るし!!!」
スロヴェニア「いやーもう決めたし!!!でことで連邦から抜けます!!!独立国家スロヴェニアです!!!」
セルビア「・・・ちょっと!!!オレ認めてないよ!!!まだスロヴェニアはユーゴスラヴィア連邦です!!」
スロヴェニア「なんだよ!!!領土に入ってくんなよ!!!」
セルビア「違うもん!!ここまだユーゴだもーん!!!はい、だからユーゴ軍いれまーす!」
スロヴェニア「(やっぱ軍連れてきやがった・・・そうくると思ってたぜ・・・!!!)」
セルビア「ユーゴの国境警備に連邦内スロヴェニアの検査に来ましたー!!」
スロヴェニア「そうはさせるか!!どうせ来ると思ってスロヴェニア軍を整備しといたんだ!!!」
セルビア「うおっ!!!マジかよ!!!やべぇ強い!!!!!スロヴェニア入れない・・・。」
スロヴェニア「もうこりごりだ!!!ユーゴは入ってくるな!!!ここはユーゴじゃない!!スロヴェニア共和国だ!!!」
セルビア「・・・まいった・・・。スロヴェニア準備してやがったのか・・・。中に入れない・・・。」
独立国家スロヴェニア共和国、誕生。
これが最初のユーゴスラヴィアからの分離独立です。
それが1991年。
最近です。
スロヴェニアは秘密裏に独立の準備をしていて、なんと早めに決着をつけたと。
これが引き金となって、ユーゴがどんどん激動。
スロヴェニアに関しては、ざっとこんな感じかな。
小さな国で、国内ほとんど日帰りでいけるぐらいの国。
でも実は見所が多いんですね。
それは次回以降のブログで!!!
本編へ戻りますが、僕が来たのは首都リュブリャナ。
これまたマニアック。
8月上旬のヨーロッパてのに観光客ほとんどいなかったしね。
日本人のツアー客もプラハとかウィーンじゃたくさんいたのに、ここでは皆無。
「おとうさーん!!!夏休みどっか海外連れてってよー!!」
「そうだなー・・・春も行かなかったし、海外とか行っちゃうか!!!」
「やったーやったー!!!どこにしよっかー!!」
「んー、どうしようかー!!おまえの好きなとこでいいぞ!!!」
「じゃあねーじゃあねー・・・リュブリャナ!!!」
ほら。
こうはならないでしょ。
そりゃ来ないか。
手ぇつないでやがる・・・。
リュブリャナは小さな街。
見所らしいところもそんなにありません。
よくあるヨーロッパの風景がある感じ。
街並みも綺麗だし、でもちょっと行くと生活しているのが見えて。
旧ユーゴと言われると、なんだか危なそうに聞こえてしまうかもしれないけど、もうここはEU。
通貨はユーロだし、全然これまで通ってきた中欧の国と変わらない。
ここがユーゴだったのがなんとも不思議な感じがしてしまう。
しかもスロヴェニアが他の旧ユーゴと違うのは、シェンゲン協定に入っているといこと。
これは要するに、関税がなく、人や物の移動が自由ということ。
フランスやドイツとも同等の位置にいるのです。
もちろん物価も高め・・・。
こちら三本橋という、橋が三本ある観光名所。
でも真ん中工事してた・・・。
そんな感じで、今回は少しユーゴ的なお話をしましたね。
これからも少しそういうのを入れていきたいと思います。
リュブリャナ自体はあんまし書くことないんでね。
しかしまあ前回の記事との差が激しすぎる・・・。
あれどうすんだよ・・・。
我ながらオチが雑だと思ってるんだけどさ。
にほんブログ村
よろしければ1クリックお願いします。
旧ユーゴの歴史はなかなか興味深いです。
行ってみても、この辺なかなかいいとこでした。
一言:さすがサハラ砂漠・・・。
砂嵐で洗濯物がロックなことに・・・。
- 関連記事
-
- グワグワグワグワ・ブレッド湖
- 地底湖の響き、シュコツィアン・ポストイナ鍾乳洞
- 南・「ユーゴ」へ・・・スロヴェニア・リュブリャナ