セビリアからスペインを西へ西へ。
セビリアのバスターミナルでチケット買おうとしたら全然英語通じなかったぜ・・・。
チケット売り場のおっちゃん微妙にキレ気味だったわ・・・。
結局スペイン語をメモ帳に書いて、カタコトのスペイン語をがんばってみました。
スペインからポルトガルへの国境バスに揺られて、次に目指すのはポルトガルの「ラゴス」という街。
有名な観光地ではなく、マニアックな街なんだと思います。
ここでびっくりしたのが、スペイン-ポルトガルの国境越え。
なんと、まったくなんにもなかったんですね!!!
EU圏っていうのは、もちろん自由に移動ができるわけですが、今まではちょっとパスポートを見せてたりぐらいのことはしたんです。
でもここの国境は本当になんにもなかった。
日本の県境レベル。
バスで寝て起きたらもう国が変わっていた、という現象!!!
道を走っている車のナンバープレートで「うおっっ!!!ポルトガル入っとる!!!」と気付きました。
ここで、また地理学科という気持ち悪い学科の僕はちょっと感慨深いものがありました。
日本は島国なのでもちろんですが、海外に行くのはパスポートが必要。
しかし、ここヨーロッパでは、ポルトガルに入ってしまえば、もうギリシャまで「EU」として繋がっている。
ユーラシアの端からアジアの境目までがもう一つの経済圏。
ヨーロッパがひとつの、「とんでもなくでかい国」となっているわけです。
しかもそのEUには、昼寝ばっかしてるスペイン人も、職人気質のドイツ人も、女の子がいればハッピーなイタリア人も、ムーミンの住んでるフィンランドまで入ってるわけなんですね。
なんて、巨大な国。
「こいつは・・・でかいな・・・おそろしい『国』だ・・・。」と感じてしまいました。

というわけで、しれっと国境の感慨も大してなく入ってしまいました!!!
ユーラシア大陸最後の国にして、ユーラシア大陸最西端の国、
ポルトガル!!!!!!!スペインのセビリアからやってきたのは、ポルトガルのラゴスという港町です。
ここで僕は久しぶりに友人に会いました。

このブログの読者からしたら別におもしろくもなんともないであろう彼の名は関口!!
この旅で彼と出会うのは実は三回目。
オレと同じ大学で、同じ学科で、同じゼミで、同じけいおん!ならりっちゃん派な彼です。
彼もオレ同様、大学を一年間休学し旅に出た身なのです。
オレは世界一周、彼はユーラシア大陸横断を目指し、旅に出ました。
インドで再会し、クロアチアで再会し、ポルトガルで3回目の再会です。
クロアチアから、オレは南へ進路をとり北アフリカ経由、こいつは北へ行き、フランスやスイス経由でポルトガルまできました。
このブログにも何回か登場してますね。
簡単に紹介すると、
海外に行ったことがないのにいきなりユーラシア横断を決断した、ただの旅草食系男子です。
恥ずかしながら、久しぶりに再会したときに彼が撮った僕です。
写真ぶれぶれやがな。
こんな感じで旅してました。
ちゃんと本当に旅してるんだよ!!!どっかから写真もってきてつくってるブログじゃないんだからね!!!


いかにこのメガネがワインを飲みなれていなく、僕がワインを飲みなれているのかがわかる写真ですね。
それにしても今回ちょっと内輪な写真すぎますよね。
普段一人旅をしている僕らみたいのが集まっちゃうとなんかこうやって写真を撮ってしまうのですね。

ちなみにこちらのワイン。
赤と白かとお思いでしょうが、実は赤と
緑なんです。
「green wine」と言って、ポルトガルのワイン。
ちょっとスパークリングで、まろやかな甘みのあるワイン。
個人的には大好きでした!!!!!
さあ、そして前述のこの草食メガネ、関口。
彼はユーラシア大陸横断を目指した、と書いたとおり、実はこのポルトガルが最後の国なのです。
そして、この街の先にある岬が彼にとっての旅の終着点なのです。
彼は日本から船で中国に入り、ここまでやってきてこんなに成長しました。

見てください、一見するとただの変態カメラ小僧の彼ですが、

なんということでしょう。
こんなに悪い顔もできるようになりました。
ただのヒョロヒョロ草食系男子だった彼がこんなにも悪人面をするようになったのは、きっと旅がそうさせたのでしょう。
特にインド辺りで。

僕は元々悪人面なので、大丈夫です。(?)

そして、この街から僕らはついに、ユーラシア大陸の果てへ、
沢木耕太郎が深夜特急で「果ての岬」と呼んだ土地へ向かうのです。

この次も、サービスサービスゥ!!
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一言:最後のはわかる人にはわかるネタです。
やっとユーラシア編の終わりが見えてきた・・・!!
あと2大陸!!!
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