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国境のゴールデントライアングル

ラオスの北部国境の街ファイサーイから対岸に渡るとそこはタイ・チェンコーンという街。

オレはそこからさらに北にあるチェンセーンという街に行きたかった。





「すんませ~ん。チェンセーン行きたいんすけど~。」


「チェンセーン行きのバス乗り場まではこっから1km先だよ。バイタクあるけどどうする?」


「んあ~、1kmっすか~。じゃあいっす。歩きますわ~。」














2km地点



「・・・ここはどこや!!!!!!!!!!!!!!!」



迷った迷った。


僕がイメージしてたのは小さいながらもバスターミナルかと思ってたんですが、どうにも後で聞いた話、「ソンテウ」という軽トラとワゴン車の中間ぐらいの乗り合いタクシー乗り場だったらしいですね。




「え、エクスキューズミー!!チェンセーン、バスターミナル!!」


「ノーウ。」




え、英語が通じない!!!




ああ・・・困った。またやってしまった。ビールには惜しみなく金使うくせに、小さなことでケチって失敗する・・・。

結局こういう場合、多く金払うことになるんだよな・・・。

安物買いの銭失いとはよく言ったものだな・・・。(少し違う)




あっ!!!あれはソンテウ!!!




「エ、エクスキューズミー!!」


「・・・?」


「(運転手は通じない・・・お客さん・・・)エクスキューズミー!!チェンセーン!!」


「・・・Are you japanese?」


「お!!い、いえす!!」


「あ、私もです。」


「・・・おほおう!!!こんなところで!!!あなたは女神様ですか!!!」


「チェンセーン行きはもうこの時間なくなっちゃったらしいですよ。」


「まことであるか!!」


「私もチェンセーンなんですけど、これで途中に乗り換ええれば行けるらしいです。でもチェンラーイに一度出ちゃったたほうが安く上がるらしいですけど、時間はかかるらしいですよ。」


「な、なるほど・・・!!!」


「どうします?これで行っちゃいますか?私はこれで行っちゃいます。」






・・・僕は考えた・・・。


これで行った場合どうなるだろう・・・。

とりあえず彼女と一緒に行くことになる・・・。

おそらく2時間ぐらいはかかるだろう。それまでの道のりは一緒であり、きっと色々な会話をするだろう・・・。




運転手「ピッピーー!!!(早くしろ!!)」(クラクション)





そして乗り換えをするとしたら、こんな田舎ならばきっと待つはめになる・・・。

二人きりで「あついですねー・・・」と言ったような会話をすることになるであろう・・・。



仮に一緒にチェンセーンについたとするなら・・・きっと自然に宿探しをするだろうな・・・。

そうした場合どうなる?こんな田舎では宿も少ないだろうし、日本人も少ないだろう・・・。


そして二人はそこまで2時間は一緒におしゃべりをしていることになる・・・。
ある程度仲良くなっているだろう・・・。



「よかったら・・・部屋・・・シェアしますか?」

あはぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!!!!!!

こうなるのかぁっ!!こうなってしまうのかっ!!!!!!




運転手「ピッピーー!!!(早くしろ!!)」(クラクション)





はぁはぁ・・・。しかしっ!!!しかし私は・・・人見知りっ!!!!!

見かけによらず人見知りなのだっ!!!!!!

人見知りかつ、チキンハート!!!



本来ならば「シェアしようか?」とリードするのはオレなのかもしれない・・・!!!

しかしオレにはそれをできる自信が・・・ない!!!!!

ましてや女性にシェアしようなんて言うことは失礼なのかもしれない!!!



なによりオレは未だにシェアをしたことがない!!!!!!


誘われても実は断っていた!!!



・・・シェアは正直あまり乗り気ではないタイプなのだ・・・。

結構1人が好きだったりするのだ・・・。




ああ・・・でも彼女もこんなとこに1人できているということは、オレと同じで1人好きなのかもしれない・・・。

きっと彼女も1人で旅をするのが好きなタイプなんだろう・・・。

きっと、たまに日本人宿にいるようなかまってちゃんとは違った人なのだ!!!
それはそれでタイプだ!!!


でもきっと彼女としても1人で行きたいだろうな・・・。

オレに一緒に行きましょうって言われるのが嫌だと思ってるかもしれない・・・。

ましてやシェアなんて・・・!!!




運転手「ピッピッピッピッピーー!!!(早くしろ!!)」(クラクション)



「・・・どうしますか?」



「シェア!!!あっ!!!・・・ちょっと・・・ここで考えます・・・!!!」



運転手「ピッ!(じゃあね。)」(クラクション)

ブゥーーーン









さようなら・・・。女神様・・・。





かくして僕はチェンセーンに取り残されることになった。



「しょうがない・・・。そしたら一度拠点の街・チェンラーイに出るか・・・。ヘイ、トゥクトゥク・・・チェンラーイ行きのバスターミナルまで・・・。」


「おーーい!!!そこのやつ!!!ちょっと待て!おまえチェンセーン行きたいんだろ?」


「・・・いかにも拙者、チェンセーンに行きたかったのである・・・。しかしすでにバスはなく、女神様も去ってしまった・・・。もう拙者は・・・」


「うちの兄貴が車で連れてってくれるぜ!!!」


「・・・マジですか!!???」


「その代わり、ここからチェンセーンまで一気に行くと、山を越えて1時間なんだ。だからその分のガソリン代はもらいんたいんだけど・・・?」


(・・・んー、しかしこれを逃すときっと今日中にチェンセーンに行くのは無理かもしれない・・・。しかも親切にわざわざトゥクトゥクを止めて、10バーツを払ってオレを降ろしてくれた・・・。これもやはり一つの運命、一期一会。これを逃しては後悔するかもしれない・・・!!!)


「あ!!じゃあお願いするわ!!!」


「あいよ!!!じゃあちょっとここ待ってて!冷たい水あるから飲んでていいよ!!!」







あら、いい人。




この人、先ほどオレがチェンセーン行きのバスはどこかと街の人に聞きまわっていたことを知ったらしく、わざわざオレを探してくれたという。

顔は悪童・朝青龍似だったが、とてもいいやつで、先週奥さんと新婚旅行にプーケットに行ってきたと話してくれて、その時の写真をたくさん見せてくれた。



奥さんはとても美人でかつビキニであった。


・・・こいつ・・・自慢か・・・!!!!!!悪童め・・・!!!!!!



英語はあまり得意そうではなかったけど、どうせオレが話す英語も簡単な英語。

二人で結構色々とお話ができました。






彼の兄ちゃんは英語がだめらしいが、とてもいい人で、きちんとオレをチェンセーンの街まで送り届けてくれた。

その間約1時間。






ついに着いた街はタイ北部の小さな街チェンセーン。

メコン川の街で、向かい側はラオス。


P1040208.jpg


夜になると屋台がメコン沿いにならぶ。


P1040211.jpg


なんか国王の日だったのかお祭りやってた。



んー、ここも街は小さく、街の中で見て楽しかったのは市場ぐらいだった。





しかっし!!!!!!!


なんとここのセブンイレブンで、先ほどの女神様らしき人を見つけてしまったのだ・・・!!!




(まっまさか・・・。いや、でもこの街にセブンは一つしかない・・・。そして彼女も今日この街にいるはず・・・!!!)

(ど、どうする・・・?話しかけ・・・、いや・・・オレにはそんな勇気が・・・!!先ほどからずっとヤクルトを買うか迷っている!!!)

(こんなとこに来てまで、カゼイシロタ株をとりたいなんてなんて健康志向!!!きっといいお嫁さんになるに違いない・・・。)





僕は迷った・・・。



そして、少しつけた



いやいや人聞きの悪い。たまたま同じ宿の方向だっただけですよ。


彼女が屋台でなにか物色しているところで、僕は自分で気持ち悪くなり(別につけてるわけじゃないんだけどね!!)、別の安食堂でへ入り、自ら別れを決断した。






はぁ・・・。

ではなぜ彼女以外に見所のないこの街に、シェアもしないでやってきたのか・・・!!!







翌朝―――








P1040224.jpg




じゃんっ!!!!!!


つってもほとんどの人はわからないだろう!!!



ここはGOLDEN TRIANGLEというところ!!


その昔は麻薬地帯としてとても有名で、法がなかなか及んでいなかったところ・・・。


現在は観光地化にむけて整備され始めています。



ではなぜ、昔はなかなか法が及ばなかったのか・・・。












P1040236.jpg



じゃん!!!

これを見ればなぜゴールデンドライアングルというかわかるでしょう!!!



そう、ここは国境地帯。

タイ、ラオス、ミャンマーの国境が一挙に集まっているところなのです。


今までも対岸がラオスっていうことはあったけど、どんどん北上することによって、ついにミャンマーとの国境まで来たのです!!!



いやー、はじめましてだねミャンマー。







ではこれを見ていただこう。


P1040231.jpg




すごくわかりづらいが、現在地は赤い三角のところ。




そこから国境を眺めているわけだ。



そして、なんと北に、向かえば中国!!!


メコン川は実は中国生まれ。


中国から流れ、この三角関係に翻弄されながら、一度カンボジアと付き合い、最終的にはベトナムと海へ向かうのです。



なので、チェンセーンの街からメコンをボートで川上りして、中国まで行くこともできます。


そういえば確かにチェンセーンの街は中国人なのか中国系なのか、結構そういう人がいました。


中華料理屋でマーボー豆腐食べて、口から火をふいたし。






それにしてもミャンマーの国境部分の地名が、パラダイスリゾートとはいかにも麻薬地帯として名をはせていたのかがわかるところだ・・・。





あとここにはなにやらでっかい仏像がありましたが、別にそんなに見所ではないです。



と、いうことで、一応ここも街にはなってますが、なにがあるわけではない。

ただ、そこに国境がある、ということ。


まあただの岸じゃんっ言われればその通りなんだけど、オレからしたら、いつも地図から見てた国境が目の前にあるわけで、そう思うと感化されてしまうわけで。





P1040243.jpg



手前がタイ、中州みたいのがミャンマー、右岸がラオスですね。




ここまではチェンセーンの街から9kmぐらい。

朝イチのチェックアウト前にチャリを借りて8時ぐらいにやってきました。






チェンセーンにはこのGT(ゴールデントライアングル)を見にきたわけです。



いやー、でも初めて見たぜミャンマー。


聞いた話、東南アジアではタイ、ラオスが人がいいって聞くけど、どうやら一番はミャンマーだとか。




でも、ミャンマーは軍事政権で、バックパッカー的にはなかなか入国が難しい。


ミャンマーへ入る場合、飛行機で入国して、ビザをとっていかないと、国内を自由に動けない。

出る場合も同じところからでないといけない。



2009年の首都移転は軍のために優位な位置に首都を動かしたとか・・・。



軍事政権だとミャンマー、民主政権だと、以前のビルマという呼び方をします。



でも、ミャンマーは結構見所もあって、ぜひ行ってみたい国の一つ!!!


いつか行ってみたいな・・・。


















そう・・・この日の午後にはミャンマーに入国するということは、まだ誰も知らない・・・。







(予定してたけどね!!)


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プロフィール

あらた

Author:あらた

 小さい頃に国旗のぬりえにはまり、それ以来地理が大好きになってしまった可愛くない幼稚園児時代から全ては始まった・・・。

 世界地図を眺めていたら旅へ出てしまった、よくいる休学大学生。

 世界中を歩いて歩いて、感動したり、激怒したり、飲んだり飲まれたり、聖なる剣を探したり、手から炎だしたり、世界を救ったり。そんな僕も世界中の旅人と「よい旅を」と握手をし、2010年末帰国。でもブログはまだ続いています。

 はぁーーたまごかけがご飯がうまい。

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