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プノンペン~シェムリアップ

キリングフィールドまで連れてきてもらったバイタクのおっちゃんが


「gun!gun!!バキューン!!」



と言い出し、なんだかそんなところに連れてくっていわれた。



別にいいよーもうーめんどくせーなー、どうせそれで
「たくさん乗せたんだからもっと金くれ」
とか言うんだろー。



疲れてたからものすごくめんどくてあしらったのに、大丈夫大丈夫、と言われ、
「gunってことは武器の博物館かな。んーなら見てもいいかな・・・。」
と、なんとなく思っていたら連れて行かれた。








重厚な門の少ししか開いていないところを通された。


なにやら怪しい兄ちゃんがたくさんいる。


戦車がある。




ん?



あれ?本物の銃がたくさん並んでるぞ?


なんだかメニューを持ってきてもらって、中を見たら、いろんな銃の写真と弾の数でいくらって書いてある。




射撃場




「エーケーヨンジュウナナ!!撃テルノカンボジアダケ!」



ちょちょちょ!!!!!

なになに!!射撃場!?!?博物館とかじゃなかったの?

確かに入るとき、なんかすげぇ門番みたいのが見張ってて、いかにも闇社会の匂いがしたけど!!



そう、連れて行かれたのは射撃場。

いかにもあやしげ。

カンボジアにはまだ銃が出回ってるって言ってたけど、これもそうなのかな・・・。


つーかこれ違法だったりしないのかな・・・。




メニューを一通り見てみると、ものすごい種類の銃。


ん?AK47・・・?なんか聞いたことあるぞ・・・。

銃に詳しくないからわかんないけど、なんか聞いたことある銃だ・・・。ってかマジかよ・・・。




AK47は120発ぐらい?のガトリングで$40。

高い。




これもいい機会なのかな・・・ちょっと撃ってみるのも経験かな・・・。

と思って、一番安かった、COLT45っていうこれもなんか聞いたことあるような銃を試しに聞いてみる。

これは20発ぐらい?で$20。一番安い。



でも「ハンドガンは腕吹っ飛ぶからやめとけ、AK47最高だぞ」って言って聞かない。

それでなんとしてもAK47を撃たせたいのか、

「ガトリング半分にして$20でいい!!これでおまえ撃て!」

ってしつこく言われる。





テレビでよく見るような人型の的で、胸と頭が標的になってる。


撃ち終わったらその的の紙をお土産にくれるらしい。


となりで欧米人カップルが銃を持って記念撮影してる。








やっぱりやめた。




なんか気分が乗らなくて、初めての射撃場だったけどやめました。



だって、まあさっきまで虐殺の現場を見てきて、たくさんの人骨を見てきたんだからねぇ・・・。

そりゃ気分は乗らないわ・・・。





つーか、バイタクのおっさんよう、

元学校の監獄で拷問された写真を見て、虐殺現場に行って無数の人骨を見た後の人間がここに来たがると思うか?


あんたマジバカじゃねえの?








おっと、失敬。

言葉が乱れましたね。





そんなわけで、しつこくしつこく勧誘してくる怪しい兄ちゃん達をなんとかなだめつつ、なんとか出ました。


もちろん写真はNG。



カンボジアにこんなとこがあったなんて・・・。

AK47撃てるのはカンボジアだけって言ってたけど、本当なのかね。



つーかおっさん。

あんたマジ頭いかれてるだろ?ふざけんな?来たがるかよハゲ!ピ―――!!



まあそんな感じで久しぶりに、なんか頭にきました。







P1030354.jpg



プノンペンは前に言ったとおり、特に街はおもしろくないんで、翌朝、ゲストハウスに併設されてるキャピトルツアーのバスで出発。

格安で、外国人旅行者より現地の人のほうが多かった。






P1030358.jpg


6時間後、シェムリアップ着。




しっかしなんだか具合がものすごく悪い・・・。


時々風邪っぽいことは何度かあったけど、今回は頭も痛いし、腹も痛いし、熱っぽいし・・・。



宿もちょっといいところに泊まろうと思ってたけど、US$8でエアコン・ホットシャワー付きの広くていい部屋を見つけたためにチェックイン。





着いた日の夜から30分に一回はトイレに行くようになる。


ああ・・・。まいった・・・。この旅最初の絶不調だ・・・。


朝のフォーがいけなかったんだろうか・・・。


昼飯は缶のクリームソーダだったし、あれは大丈夫だと思うんだけど・・・。


腹痛い・・・泣



前に家族旅行でバリ島に行って帰ってきた時にも同じような症状だったな・・・。

確かあの時は医者にいったら、ウイルス性胃腸炎か食中毒と診断されたな・・・。


薬があったからいいけど、今回どうしたらいいんだろう・・・。










ポカリは百薬の長という持論の元、近所のスーパーにいってみたら、なんとポカリが置いてあった!!!


おおおおおお!!!

よくやった大塚製薬!!!

よくぞカンボジアまで進出しててくださいました!!!!!!!





500mlのポカリを4本買い、着いた日、そして翌日は摂取しまくりで1日安静。


なんとか体調も回復してきて3日目にはもう大丈夫。





よし!!!

今日からはまた観光だ!!!






シェムリアップといえばやっぱり・・・。






P1030369.jpg


アンコールワット!!!




あとオレ誕生日!!!


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genre : 旅行

狂気の沙汰・killing field

まず先に。

今回のブログは少し過激な写真があります。
読んでくださる方は、心構えを。







プノンペンの街中にある、トゥールスレーン博物館。



P1030303_20100609153019.jpg


見ての通りここは元々中学校だったところ。


しかし、校庭であったであろうはずのところに、あるのは墓。


P1030317.jpg




ここはカンボジアの虐殺の歴史を語るところ。




郊外にあるのではなく、変わらない街の中に佇む、無機質な建物。


歩いてここまで来て、外からこの建物を見て、まず鳥肌が立った。



すごいところに来てしまった。


そう思った。外から見るだけで、その建物の異様さがわかる。




中にあるのは4棟の建物。

それは日本にある学校と大して変わらないつくりで、一見すれば学びの舎。






ここはポル・ポト政権時代、監獄として利用された建物。

拷問器具やおびただしい数の入獄前、拷問、そして処刑後の写真が展示されている。








1975年からポル・ポトによる虐殺は始まった。


それまでのロル・ノン政権を倒し、ポル・ポトが政権を執った。

反政権側の処刑に始まり、人々の強制労働、技術者、教師の処刑から、市民、子どもまでを処刑。

1975年から1979年の4年間で、カンボジアの人口の3分の1が虐殺されたという。


30年前の話。

オレがカンボジアで出会った人にも、この時代生きていた人は多くいるだろう。







1979年ベトナム軍がプノンペンに侵攻。


この学校では、看守達が残りの捕らえられた人々を殺し、逃げて行ったという。

ベトナム軍がここに入った時、拷問・処刑された何人もの遺体が放置されていたという。






生存者は6人。









教室にあるのは鉄がむき出しのベッドと悲惨な写真。

ベトナム軍が入った時に撮影されたときのものらしい。



P1030311.jpg


人が殺された状態と、同じ状態にある室内。

写真と同じだ。

床のシミは血だろうか。



入る教室、入る教室、同じように、ベッドと写真がある。

拷問に使用された手枷、足枷、そして、棍棒だろうか。






1つ1つの教室はほとんど変わりばえしない。

それでも僕はできるだけたくさんの教室に入った。



僕にはどこも同じように見えても、中にいた人にとっては、一つ一つが最後の部屋。






ここで人が死んだ。







P1030320.jpg



処刑された人の入獄時の写真がいくつもある。


本当に多くある。


後ろ手に手枷をされたまま写真を撮られたであろう人、赤子を連れたままの母親、そして拷問され殺された後の悲惨な遺体の写真。






なぜこんなに殺されたのか。


わからない。


まったくもって理解ができない。見当もつかない。








例えば、ヒトラーのユダヤ人虐殺。

ヒトラーを擁護するつもりは毛頭ないけど、彼はドイツ人で、殺された多くはユダヤ人。

人種が違う。


虐殺や戦争には、人種や宗教の違いということが多い。






しかし、ポル・ポトの場合、同じカンボジア・クメール人。


彼も他の市民と変わらなかったはず。

そして、ポル・ポトの命令を受けて、殺した人も変わらぬ同じ人だったはず。




P1030324.jpg



頭蓋骨でできたカンボジア、血の川と湖の地図。



この博物館には殺された遺体が放置されていたところの、おびただしい数の遺体の山の写真や頭蓋骨もある。



実際に使用された拷問器具。

縛れたまま、水がめに頭から入れられたという、その水がめ。





両手を手枷に縛られ、水につけられたという装置のようなものがあった。



そこで手枷に腕を載せてみた。

何かを感じるわけではない。

それでも同じようにここに手を載せた人は、そのまま息絶えた。








トゥールスレーン博物館。


ここはものすごい雰囲気を持っている。


僕は考えすぎたのか、空気に当てられたのか、本当にもう勘弁、と疲れてしまった。


すごいところに来てしまった。












その次に行ったのは、キリングフィールド。


名前からしてすごいところだ。「殺人現場」とでも訳せる。




トゥールスレーン博物館で囚人となった人は、このキリングフィールドに連れていかれ、棍棒で殺されたという。

連れこられて、処刑された人は2万人。2000人は子どもだ。




P1030330.jpg



キリングフィールド自体は、今は綺麗な公園に見えるところ。

緑があって、市街から少し離れた、静かなところ。



それでもここは、墓、というか命が消されたところ。



碑がある。

中にはいくつもの頭蓋骨。



P1030328.jpg



ものすごい数の頭蓋骨、そして遺品。

本当に、一人一人が生きていた人なのか疑問に思ってしまった。



そこにいるのは人だったはず。

今僕は、ものすごい数の人を見ているはず。



それでもそこにあったのは頭蓋骨。



世界中から届いている供え物。千羽鶴。

線香と菊の花をあげた。


P1030329.jpg







歩いてみると、当たりには窪みがたくさんあるのがわかる。

ここに遺体の山があったんじゃないか。そう思ってしまう。



公園のようになっていても看板がいくつも立てられている。



P1030335.jpg


ここは赤ん坊が足を持たれ木に打ち付けられ殺されたところ。


キリングフィールドには、いまだに掘り起こされていない人骨、遺品がたくさんある。

ところどころに、入ってはいけないように柵をしてるところも多い。

服が山積みになって展示されていたりする。


P1030336.jpg


白いのは人骨だろう。











本当にわからない。





物事を片側からしかみれないのはよくないと考えている。



多面的に視線を変えて見てみることが大事だと思っている。




だから、こういうことも、虐殺した側の気持ちになって、少し考えてみようと思った。


言い訳になるはずはなくても、なにか少しでも理由があるのかもしれない、と思っていた。






しかし、ここは本当にわからない。




まったくもって理解できないんだ。















少し奥に入ると、子どもが金網越しに声を掛けてきた。



「こんにちは。どこから来たの?名前は?」



英語だ。


ガイドをしてお金を欲しがるのだろう、とわかったけど、それでもいい気がして話してみた。




色々話を聞いた。


「ここは爆弾で窪みができたんだ。だから今は池になってる。」

「この木にはギザギザしてるトゲがあるだろう?これで人の首を切ったんだ。」



説明してくれた彼はきっと僕より年が若い。

勉強したのか、教えてもらったのか、流暢に英語でキリングフィールドのことを話す。





写真を撮らせて?と聞くと、4人の子ども達が

「ワン、ツー、スリー、スマイル」

といって撮らせてくれる。





そして、彼らは最後に

「僕達はお金がないんだ。学校に行きたくても行けない。だから少しだけお金をくれない?」

と言って、4人でお願いをしてきた。




初めてカンボジアの貧困というものを目の当たりにした。


それでも彼らは悪い人間ではない。

4人に、5000リエルずつあげた。

合計でも日本円にして500円しない。


ペットボトルの水もあげた。



P1030334.jpg




金網ひとつがとても大きく見えた。



この金網の差はなんだろう。


オレは生まれてから、物乞いをしたことはない。





人間は不平等だ。









金網沿いに、藁葺きの小さな家があった。





過去の虐殺現場で、今を生きる人がいる。


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プロフィール

あらた

Author:あらた

 小さい頃に国旗のぬりえにはまり、それ以来地理が大好きになってしまった可愛くない幼稚園児時代から全ては始まった・・・。

 世界地図を眺めていたら旅へ出てしまった、よくいる休学大学生。

 世界中を歩いて歩いて、感動したり、激怒したり、飲んだり飲まれたり、聖なる剣を探したり、手から炎だしたり、世界を救ったり。そんな僕も世界中の旅人と「よい旅を」と握手をし、2010年末帰国。でもブログはまだ続いています。

 はぁーーたまごかけがご飯がうまい。

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