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悠久の桂林

桂林行きのバスで、途中の街、陽朔で降りたのはオレ一人。


寝台バスの一番の後ろだったために、たくさんの人を起こしたくさんの人をまたぎ、バスを降りた。

明朝4時着、若干の小雨。



しかしこんな時間にも2人の客引きがいて、タクシーの運ちゃんがホテルを紹介してくれると言うので、言われるがままに連れて行かれる。



シングルで150元と言われたが、「100元にしてくれない?」と交渉してみるとすぐOK。


なんだよ・・・。こりゃもっと値切れたかもな・・・。






そのままゆっくり寝ていたら8時ぐらいにドアを叩かれ、偉大なる眠りから覚めたオレを出迎えたのはなにやら怪しそうな顔の兄ちゃん。

聞くと、朝飯を持ってきてくれるという。




そして、寝ぼけまなこのまま朝飯を持ってきてもらい、なぜかその兄ちゃんももれなくオレの部屋についてきた



さらにその後、その弟子と思われるオレと同い年ぐらいの青年が頼んでないのにビールをもってきて、またしてもその青年ももれなく部屋についてきた。




そしてなんだかわからないけど、朝8時からビールをビンのまま乾杯し、イッキなどをせられ、気づけばオレはビンで2本のビールを飲まされていた。


クソぅ・・・。あいつ一緒に飲んだ振りしながら大して飲んでなかったな・・・。




それらはすべて「Free」であり「おれたちからの歓迎だ」的なことを言われて飲んだのだが、やはりタダより怖いものはない。





彼らの目的は3日間のツアーのお誘いであった。


聞いてみると彼らの名前は「ロバート」と「ケビン」。
もちろんチャッキチャキの中国人である。

名前からしていかにも怪しい。


どうやら酔わせてサクッとツアーの申し込みをさせるつもりだったようだ。




しかし、残念ながら相手はこのオレ。
自分で言ってしまうのもなんだが、実は酒には自信があるのだ。



この旅に出る前、友人達が出発祝いということで飲み会を開いてくれた、否、自分で開いたのだが、そこでのオレの酒豪ぶりといったらすごかったのである。



オレはその日帰る気はサラサラなく、居酒屋でとことん飲んだくれて、オレ以外のやつを全員つぶし、その死体の山々を自分への餞別にしようと思っていたのだが、



「いやー、マジ帰らせて!!wwもうー、今日だけは勘弁!!wwマジマジwwマジで今日はやばいって!!wwもう頼むから帰らせて!!w本当にもー今日は帰んなきゃwwいやー、もう・・・・・・マジで!!!w」

誰も止めていないのにそんなことを言っていた。(らしい)



そして、出口で女の後輩に抱きつき、その後まだ会う予定のある友人に今生の別れをし、

「やっべー、今オレ吐いてきちゃったww」

と自慢をしていたらしい。



帰省本能から終電に乗り込むも、防衛本能から終電を下車し、とても寒かったので、何を思ったか見ず知らずのマンションに侵入し、パイプがたくさん通っている2畳ほどの小部屋で1時間ほど寝、それからマクドナルドを発見した次の記憶は、マクドナルドの長いすで、知らない天井を眺めていて、気持ち悪さからトイレに駆け込んで、トイレに座り床に吐いたのである。







おっと話がずれた。なんの話だっけか。そうだ、オレの酒豪ぶりだ。





そんなこんなで断りまくっていたら、ツアーの料金はなんと8000円ほど値下がりしていた。



どうせ、桂林ではツアーで船を手配しないといけない。

だったらもういいやと思って、3日間で150$のツアーに参加した。
内容はよく知らない。



もう参加しとけば、3日間は予定ができるんだ、と投げやりな気持ちで参加したら、

「よし、今から行くぞ。」

といわれ、酔っ払ったまま連れて行かれた。





1日目のツアーは、
バイクの後ろに乗って悠久の大地→船に乗って悠久の大地→洞窟に入って悠久の地下→山に登って有給の大地

というコースだった。


P1010131.jpg




「うわーー!!!見て見て!!マジ水墨画!!!」





そう。ガイドのことはどうあれ、さすがは桂林。


そんじゃそこらで見れる風景ではない。



ちなみに船というのは、船というかイカダだった。
その写真がこちら。



P1010205.jpg


見てわかるように、イカダに座席がくっついたものである。
少なくともこれは船と呼んではいけない気がする。






もちろん風景はすばらしいものであった。

風光明媚とはこのこと、

しかし若干オレは寝た。






そしてその次に連れて行かれたのがこの洞窟。


P1010235.jpg


このギリギリの入り口、というかもう隙間と呼んだほうがいい洞窟にカヌーのようなもので入っていった。

残念ながら中は雫が垂れまくりなので、カメラを預けてしまい、写真がないが、中は確かにすごい洞窟だった。




奥まではおおよそ30分の道のりであり、相当でかい鍾乳洞。


私は地理学を大学で専攻しており、実はこういった地形学的なことに覚えがあり、現地研究という授業で、日本最大の鍾乳洞、山口県秋吉台に研究にいったことがあるのだが、正直こっちのほうがすごかった



数々の鍾乳石、そして何万年という歳月がつくってきたであろう奇岩、そしてなにより驚いたのは、

「え?!?ここ歩いていいの??!これ保存しといたほうがいいんじゃないの?!?!?え!?!?!?ここ通るの!?!??!これ絶対法律とかで守ったほうがいいんだけど!?!?え!?!?!?ここに橋つくっちゃったの?!?!?ここ絶対立ち入り禁止区域じゃないの!?!?!?!?

というような、先進国であれば、間違いなく記念物として保護されるであろうものたちを、見て、触って、踏んでいくことができたことである。




泥の温泉で遊ぶコーナーがあり、集団の欧米人たちがキャッキャッ水着で遊んでいたが、一人でそこにいた僕はもちろん馴染めるはずもなく、一人で洞窟の奥へ奥へ探検した。



そして、さらにはあったかい岩の温泉もあり、ツアーを先導していたお姉ちゃんが一人のオレを心配しだしたので、

「いやーーオレも楽しいっすよー!!ほらほら見てー!!水着ないからパンツで温泉入っちゃうよー!!!」


と、もう半ば意地で欧米人たちに混ざり、水着は持ってきたけどカメラと一緒に預けってしまったために、パンツで温泉に浸かった。







洞窟を抜けた後は大して寝てないのと、朝から引きずりまわされて疲れていたのに、ガイドのケビンに「次はあの山登るぞ!!」といわれ、しぶしぶ300mの雨上がりのドロドロの断崖をツルッツルのサンダルで登っていった。


頂上にて。

P1010257.jpg


P1010266.jpg




見てくれこの腹立たしいガイドの彼を。
こいつ、同い年であり、下ネタが大好きであり、頂上でオレが一山登った感慨にふけっているところで、「若いやつはみんなこの音楽が大好きなんだ!!」とオレの嫌いなトランスを流しだす愛嬌の持ち主である。




頂上より。


P1010285.jpg


まあなにを言っても実際ここから風景は最高だった。

自然や風景好きのオレからしたら、それはもうすばらしい景色だった。


やっぱ桂林きてよかった。




下りは転びまくった。









そして、夕飯はビアフィッシュという魚料理を、オレの拒否権なく注文されたが、実際こいつはめちゃくちゃうまかった。


ガイドのケビンと二人で、そして朝いたロバートという怪しい顔の上司が現れ、3人でビールを飲み、料理を食べ、料金は全部オレが払った。





料理の席では彼らに散々、

「今日の夜は女だな!!!連れ込もうぜ!!!中国の女は最高だぜ!!!いいとこしってるんだ!!!もうはまっちまうぐらいイイんだ!!!」

と何度も何度も何度も何度も勧誘され、それはもう貞操の危機をむかえていた。


しかしオレは
「彼女がいるんだ。僕は彼女以外とはしたくない。」


とイケメンも霞んで見えるささやきでかわしたが、本当はいないという、悔しくも儚い正義を掲げ、なんとかその場をしのいだのである。



その後もしつこく誘ってくるので、最後には「僕が好きなのは女性ではないんだ・・・。」と言う覚悟をしたほどである。


そして、桂林の偉大なる風景と、貞操の危機がこの3日間続くのである。


P1010327.jpg
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寝台バス

広州には3つのバスターミナルがあって、中国のだいたいの都市にいけるとこ。

P1010025.jpg

広州市バスターミナル





広州には果たして何をしに来たのか、自分でも?マークをいだきながら、次の都市へ向かいます。



次に目指すのは、悠久の大地「桂林」!!!


実際には桂林から川を下った先にある、陽朔という街に向かいます。
桂林は発展しすぎてて、バックパッカーが行くとこじゃないんだって。







広州から夜行の長距離バスに乗っていくんだけど、なんと中国の夜行バス、これが寝台バスというしろものでしてね!!!



普通のバスを改造してつくってあるんだか、なんとバス自体がでっかい二段ベッドみたいになってるんですねこれが。




だから基本的に寝てる状態で次の目的地につけるわけで、なかなか楽。

確かにこのバスは日本より発展してるんじゃないかなとも思いましたよ。

これは日本もとりいれるべきだね。


なんと毛布もついてるし、枕もついてるしでオレは初めて乗るこの寝台バスが楽しみで














のわーーー!!

!オレの隣カップルが抱き合って寝てるー!!!







おいおい。なんだおまえら。

一人旅で世界を目指すと決めたオレが出発してまだ一週間だぞ。

それなのにいきなりそういうことしちゃう?なに?オレに日本帰れって?

一人で調子乗ってないで彼女つくってからでなおしてこいってか?

いちいちうるせぇな、それでなくてもオレは世界中の港、港に女を待たせてあるんだぜ。

つーかおまえ、男。

おまえの枕がオレのゾーンに入ってきてるん











のわーーー!!!

彼女の枕は男の厚い胸板だーー!!!









おいおい。なんだおまえら。

だいたいなんでオレらのいる一番後ろの列だけ4人いるんだよ。

一つ前の席2人だぜ?おかしいだろ?どっちか本当は前の席だろ?

おい、男、おまえいいから前行けよ。彼女の枕はオレの厚い胸板でも充分足りるはずだぜ。

なんで後ろにガタイいい男2人が並んで寝なきゃいけない











のわーーー!!!

彼女色っぽい寝息出しやがったー!!!












おいおい。

頼むからバスの縦ゆれに合わせて変なことだけはしないでくれよ。

中国人が人の目をあんま気にしないからって、そんな露出プレイやめてくれよ。

寝台バスだからって、そんなDVDありそうでこっちはヒヤヒヤだぜ。

はっ!!まさかこれ撮影とかじゃないよね!!!オレも顔にモザイクかけられて映ったりしない















のわーーー!!!

彼女唐突に吐きやがったー!!!
















そんな中国の夜。

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あらた

Author:あらた

 小さい頃に国旗のぬりえにはまり、それ以来地理が大好きになってしまった可愛くない幼稚園児時代から全ては始まった・・・。

 世界地図を眺めていたら旅へ出てしまった、よくいる休学大学生。

 世界中を歩いて歩いて、感動したり、激怒したり、飲んだり飲まれたり、聖なる剣を探したり、手から炎だしたり、世界を救ったり。そんな僕も世界中の旅人と「よい旅を」と握手をし、2010年末帰国。でもブログはまだ続いています。

 はぁーーたまごかけがご飯がうまい。

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