ナポリからアマルフィやらポンペイやらを観光して、次に向かうのは最初から行くと決めていたシチリア島。
青の洞窟は新婚旅行用に残しておきます。
これを書くのは2回目です。
つーことで、よろしく。
今見てるあなたですよ!!!
ということで、イタリア本土とはこれでお別れになります。
今回はイタリアでは南イタリアだけなので、あとはシチリア島へ行って次の国へ向かいます。
実はオレはイタリアは2回目でした。
海外に1人で初めて行ったのは大学2年の冬。
このイタリアでした。
その時行ったのが、フィレンツェ、ヴェネツィア、サンマリノ共和国(イタリアの中にある小さい国)。
まあ気付いたと思うけど、
オレまだローマ行ったことないわ。
うおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!
なんかすげぇきれいな船だぞ!!!!!!
ギリシャから来た時の船と全然違うじゃねぇか!!!
国内船はオシャレにきめやがるのかイタリアさん!!!
うおおおお!!!!!船内なのにエスカレーターついてやがる!!!
伊豆大島行ったときよりはるかにきれいだ!!!!!ナポリからシチリア島までは船で向かいます。
夜行船と言っていいんでしょうか、夕方発の船で朝着きます。
もちろん僕のような旅人は、船室をとりません。
デッキスペースというクラスがあって、さっきの写真のソファーで寝ることになります。
でもフカフカだったぜ!!!
いつもいつも船はだいたいクーラー効きすぎだけど!!

うおおおおおおおおおおお!!!!
なんだカードルームって!!!
いちいちオシャレすぎだろ!!!
日本だったらここは
チープなUFOキャッチャーがあるとこだぞ!!!だいたい景品が少なくて、誰もやってないんだぞ!!!

さらば、ナポリ。
ああ、本当何もなくてよかった。
宿のおっちゃんありがとう。
あんたの忠告通り、
ちゃんと50ユーロ以上は持ち歩かなかったし、カメラはバッグにしまって、バッグは前に持って、夜は早めに帰って、深夜は決して歩かず、人通りの少ないところは避けて、危なそうなところは近寄らなかったおかげで、何もなくナポリをさることができたよ。
じゃあな、イタリア半島。
・・・今度は来たらちゃんとローマ行くよ。
3度目の正直ってやつさ。
そんな感じで、船はナントカ海を進む。
イタリアを足とするなら、舐めたらHな感じのとこにあるナポリを出発です。
(ちょっとHな感じを出すには非常にレベルの高いところだな。)

船の中では大しておもしろいこともなく、ネタになるようなこともなく、強いて言うなら
オレの後ろのソファーで寝てたカップルが深夜になにやら不穏な動きを見せていたぐらいです。イタリアじゃよくあること。
次はオレも誘ってくれ。
翌朝、5時ぐらいにやっとシチリア島へ。
イタリアを足とするなら、足の先にあるサッカーボールというとこです。
さすがにサッカーボールを舐めてもHな感じはしません。
到着したのはシチリア島、シチリア州の州都パレルモ。
サッカーボールの黒いところです。(つっこんで!!)
ここはシチリア島でも最大の港で、フランスやアフリカ方面に向かう船もあります。
着いたはいいけど、ガイドないから大変です。
あらかじめネットで調べておいた地図をメモしたけど、港が載っていない。
・・・やっぱ最後は自分の足しか信用できないってことっすか!!!

根性で目星をつけてた宿へ到着。
ドミトリー(相部屋)なんかなくて、シングルのちょっといいお部屋。
でも探した中ではこれが最安だったし・・・。
いや、探すのめんどくさいからそんなに探してないけど。
後でわかるけど、どうにもシチリア島は全体的に宿が高いみたいね。
街散策開始!!!
いざフラフラし始める。

うおっ!!!!!!!!!!
あ・・・あれは・・・トゥクトゥクじゃないか!!!!!!
(アジアとかインドによくあるミニタクシー的なもの。)
まさかイタリアにトゥクトゥクがあるなんて・・・乗るときも交渉なんだろうか。
ああ思い出すなアジアを・・・。
空港までの高速でガス欠して一緒にガソリンスタンドまで押したなぁ・・・。
インドなんて見なくていいと思うけど、見たい人はココを。
市場や!!
やっぱスーパーとかこういう市場のほうが見てておもしろいよな。
発展してるとこだと、大抵はスーパーやら商店になっちゃう。
市場を冷やかして見るのはやっぱ楽しい。
イタリア本土から来てみると、少し色あせた感じ、というか途上国的な感じが見えるような感じがある。
途上国っていうわけじゃなくて、なんか適当で乱雑、といった感じ。
でももちろんそれが機械的じゃなくて楽しい。

井戸端会議。
パレルモの街はよくあるイタリアの都市って感じ。
なんとなく、路地は暗い感じがしても、そんな治安が悪そうな感じはない。
シチリア島といえば有名なのは、マフィア。
ゴッドファーザーとかで有名ですね。
アル・カポネとかもここの出身。
「マフィア」も確かこの辺の言葉だったはず。
だから少し治安がどうなのか気になってたんだけど、別に気にする必要もないみたい。
ただなんか知らないけど、インド人が多い。
もういいだろ・・・もう充分戦ったじゃないか・・・。

なんとかの泉。
ここには何人かの像があって、なんでもみんな裸なんだそうな。
なんてHなんでしょう。
さすがイタリアさん。
男だけじゃなくて女も裸で街に置いておくなんて。
そういや、ふと思い出したけど、オレが始めて1人でイタリア来たときにショックを受けたのは、
深夜番組でした。もう、みなさんイメージでお楽しみください。
どうして気になる方はイタリアに来てください。

パレルモといったら港町。
ってことで、漁港みたいなとこに来てみたけど、大しておもしろくなかった。
このそばにうまいウニパスタなるものがあるらしいけど、よくわかんなかったので、行きませんでした。
なにより、全く英語が通じないんですね。
みんなイタリア語です。
がんばったよオレ。

シチリア島の元々持ってたイメージは、なんとなく南の島って感じ。
でもパレルモに来てみると、全然そんな感じがしなかった。
ビーチがすぐあるわけでもないし、街自体はしっかりした州都であって、大して見るものはない。
よくあるイタリアな感じの建物がたくさん並んでて、間を道路が走ってて。
イメージしてた南の島がなくて、しっくり来ませんでした。

なので、オレは当初ここから次の国、いや
次の大陸へ向かうつもりでしたが、どうにもここから向かうのは違うな、と思い1泊で移動してしまいました。
もっとシチリア島ぽい、もっと港町のようで、なんだか活気のある漁港って感じのめざし、僕はシチリア島を西へ向かいます。

「うおー、見事な像ですなー。」
「石なのに本当に生きているような、繊細な動きが見えますなー。」
「きっと彼女は生前とても美しい人だったんだろうなー。」
「ハッハッハッ・・・そいつは嬉しいことを言ってくれるの・・・。」「・・・ん?今なんか聞こえたような?んー・・・風の音かなんかか。」
「ハァ・・・おぬし前もそんなことを言っておったな。このたわけが。」「いや・・・聞き覚えがあるぞ・・・。なんだこの感じ・・・。なんかめんどくさいことになる気が・・・。」
「ほほう。わかっておるではないか。しばらくぶりじゃの、まあ私にしたら大した時間ではないんじゃが。」「思い出した!!!そ、その声は・・・
オーストリアの古文図書館で勝手に出てきたヤツだな!!(←気になったらクリック)」」
「よくもレディをほおっておいてくれたものじゃ。わざわざこんなところまでまたぬしに会いに来てやったというのに。」「お、おまえ・・・あの本に縛り付けられてたとかそういうアレなんじゃなかったのかよ!!」
「言ったじゃろう?ぬしが私の待っておった人であったと。」「あ、はい・・・それであれすか・・・なんかマンガみたいに出てこれちゃったと・・・。」
「まさにその通りじゃな。2000年待ち人をしておったわけじゃ。まさかこんなちびっこいのとは思ってもみなかったがな。」「あぁー!!!またちびっこいとか!!そんなこと前も言いやがったなこの野郎!!!」
「はて、そんなこと言ったかのう。いちいち覚えておられんわ。ちびっこいの。」「・・・!!!・・・はぁ、めんどくさいことになったぞ・・・。何がめんどくさいって
なんでオレはまたこういう記事を書き始めてしまったのか自分でもわからないんだから・・・。」
「前にも言ったが私は2000年、・・・結果的にずっとぬしを待っておったわけじゃ。」「あ、はい・・・なんか、オレがこの本に魅かれるとか・・・なんかそんな感じだった気がします・・・。」
「見たこともない、読めるはずのない文字がなぜか読めたじゃろう?」「え、あ・・・はい。確か・・・なんかあの本に魅かれて・・・そしたらあんたが出てきて・・・。」
「あの本を読めるものを待っておったわけじゃ、とは前に言ったはずじゃ。」「そう・・・それでなんかオレしかあんたの声は聞こえない、姿が見えないとか、なんかそんな感じだったような・・・。」
「覚えておるではないか!!それなのにこのレディをほったらかしにしおって!!」「え、はあ・・・あ、すみません・・・もう結構前・・・あれいつのことでしたっけ。」
「1ヶ月以上前じゃ!!!よくもほったらかしにしおって!!こっちは誰とも話しができないんじゃから・・・。」「あー、そういやそうなんですね・・・。オレが本から解放したからオレしか話せないとか・・・。」
「まったく・・・。おぬしを探すのに苦労したぞ・・・。」「あ、はい、すみません・・・バックパッカーやってるもんで。で、今回ご用件はなんでしょう・・・。もうめんどくさいな・・・。」
「・・・・・・んぅ!いや、別に用という用は・・・その・・・な!!」「え?なんか前は修行がどうとか・・・めんどくさい話かなんかじゃないの・・・?」
「いや・・・もうあれは別にいいんじゃ・・・ちょっとああいう事言ってみたかったんじゃ・・・。」「なんだそれ!!なんかオレ前回『ウワァー!!何だこの感覚!!』とかすげぇ恥ずかしいこと言っちゃったじゃん!!」
「いや、まあ暇だったんでつい・・・ちょっとな・・・。なかなかウブでかわいかったぞ。フフッ。」「なんだそれ!!じゃあ前回のあれは
ただオレの中二病を披露しただけじゃないか!!!」
「いやぁ、2000年ぶりの大笑いじゃったな!!ぬしの納得したような顔はとても滑稽じゃった。クフフ。」「・・・恥ずかしい。・・・それで・・・今回はなに、こんなイタリアの島まで来て・・・。」
「いや・・・まああれじゃな・・・話し相手がいないと、さすがの私でも退屈するんでの・・・ちょっと・・・。」「・・・・・・!!!じゃああれか!!!・・・ひょっとしておまえ寂s」
「ななななななにを言っておるんじゃ!!私は2000年1人で本の中でぬしを待っておったんじゃぞ!!!」「でも、オレが現れて2000年ぶりに人と話せて楽しk」
「だだだだだから、あれはぬしが滑稽な動きをするから楽しくての・・・つい笑って・・・。」「ハハァーン。ようやく要領がつかめてきたぞ・・・。要するにあれだな、やっぱあんたも寂s」
「だーからぁ違うと言っとるじゃろっっ・・・!!!!!」「じゃあ・・・あれか?オレがこのまま何も聞こえないフリして歩いていっても大丈夫だよな・・・?」
「・・・!!!いや・・・!!そ、そんなこと!!レディをこれ以上ほったらかしにしようなんて言語道断じゃぞ!!」「はっはぁー!!でもなー、オレにしかあんたの姿見えないって言ってたよね?じゃあオレも何も見えないフリして街を歩いてても、誰も違和感は感じn」
「ぬし・・・!!!まだ言うか!!!それ以上なにか言うと、ぬしの身に災厄を呼ぶぞ!!!」「・・・!!!な、なんだよ!!そんなことできるのか!!!」
「・・・できん。」「・・・な、なんだ・・・。怖いこというなよもう・・・。・・・そんなことより、今の『・・・できん。』って顔、なかなかかわいかったぞ。」
「・・・!!!な・・・なななななにを急に!!!い、言うんじゃ・・・!!!」「いやぁー、かわいいと思ったものをかわいいと言ってなにかいけないことがありますかねぇ・・・?」
「ぬ、ぬぬしよ!!こんな人前でよくもそんな不埒な・・・!!!」「だって、オレ達は二人にしか分からない世界なんだろう?そしたら恥ずかしがることもないんじゃない?」
「いや・・・そ、それはそうじゃが・・・!!!そんな人前で、か、かかかかわいいなんて・・・。」「レディをかわいがらない紳士がどこの世界にいますか。さぁ、レディ、その真っ赤なお顔をこちらに向けてください?」
「たたたたたわけが!!!!!!顔が赤いはずないじゃろう!!!ちょ・・・ちょっと・・・あ、暑いだけじゃ!!!」「はて、暑いだけで耳まで赤くなるものですかね?レディ?よろしければ私が冷ましてあげましょうか?」
「え・・・。ハッ! まだそんな演技を続けるか!!!いい加減にしるんじゃ!!!」「ハハハッ!!!『しるんじゃ』とはなんでしょう?レディ?私の聞き間違いでしょうか?」
「クウゥゥ・・・。このたわけめ・・・まだ私を馬鹿にするか・・・!!!」「形勢逆転ですな!!!前はオレがこんなにされてたもんな!!・・・おぬしもなかなかウブじゃのう!!」
「こやつ・・・よくも私にはずかしめを・・・。」「あっ!!!あっちにかわいい日本人の女の子が!!ちょっとおまえここで待ってろ!!!」
「えっ!!!あっ・・・ちょ・・・あ、ああぁ・・・ぬしよ・・・。」「ハハッ!!嘘だよ。そんな困った顔しちゃって!!!」
「・・・クッ・・・こんな簡単に手に・・・私が・・・悔しい・・・!!」「・・・おまえ、あれだろ?・・・本当は相当な寂しがりやなんだろ?」
「・・・ち、ちが・・・!!」「・・・で、でもオレは旅を続けるぞ?ここから先に、まだ見てない大陸があるからな。」
「・・・あ・・・わ、私は・・・。」「・・・もう、自由の身なんだよな?オレを待ってたって。」
「そ・・・そうじゃ・・・。」「ほらー、どうしてほしいんだ?言ってごらん?」
「ぬ・・・ぬしよ・・・!!そんなことまで・・・い、言わせるのか・・・そ、そんな殺生な・・・。」「冗談だよ。わかってるさ、・・・ほら。」
「・・・え、あ・・・!!!!!」「一緒に行くか。」
「・・・ん・・・!!!」こうして、新たな二人の旅が始まったのです。
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わかってるんだ。こんなこと書いてるから更新が遅れるって!!!!!!!
そんでもってなんだこのオチ!!!思いつくまま書いてたらこんなんなっちゃったじゃねぇか!!!
一言:※これは世界一周旅行記です。
ツンデレって難しい!!!
theme : 世界一周
genre : 旅行