シリアとは
ヨーロッパ編突入の前にいつもの国別総括の時間です。
あ、ちなみにヨーロッパの国別総括はちょっとやらない予定です。
国が小さいし、EUとしてだったり文化的にも近いのでね。
パスポートそんなに使わないし。
最後にまとめてやるつもりですので。
はいはい。
とにかく、シリア総括。
シリアは、本当はもっとゆっくり長めにいたかったんです。
フライトの予定を延ばして、もっといようと思ってたんだけど、どうにも飛行機の予約がいっぱいだったために、結構弾丸で行ってしまいました。
5日間ぐらいだったかな?
7月末から8月の頭まででした。
滞在したのは、ダマスカスとハマのみ。
あとはクラック・デ・シュバリエ、クネイトラへ行きました。
本当はホムスにも泊まりたかったし、北のアレッポに行きたかったんだよな・・・。
シリアは人が温かいしのんびりしてる国なので、やっぱ急ぎの旅にはあまり合わないんじゃないかな。
まあ人は優しいね。
そして人懐っこい。
「写真を撮ってくれ!!チャイ飲もう!!タバコ吸うか?!」
ひたすらそう言われますね。
やっぱ都会のダマスカスよりも、田舎ののんびりしたハマのほうがそういうふれあいはあった。
オレはハマのほうがよかったな。
チャイご馳走になって、吸わないタバコを挨拶にもらって吸って、写真撮ったり、軽くどつきあいしてみたり。
あとは、やはりイスラムが厳格な国ということで、そういった文化的な面では日本では見れないものが見れます。
女性とはほぼ100%話してないんじゃないのかな。
女の子でたまに懐っこいやつはいるけど、中学生ぐらいの子はもう男とはそう話したがらない。
たまに物珍しそうな視線を向けられることはあっても、見てくるだけで絶対に話してはこない。
男女が分けられてるのがよくわかる国。
そういえば前にトルコ行った時に、仲良くなったムスリムの女性に聞いたことがあるんだけど、
「それ、着てて夏暑くないの?」
「そりゃ暑いよ・・・。でももう慣れた。」
「本当はイランに行ってみたいんだけど、イランに行くと黒いの着て、目だけしか出しちゃいけない。あれ暑いんだよね・・・。」
と本音をこぼしてくれたことがあります。
やっぱそうなんだね・・・。大変でしょうに。
シリアは素朴でいい国でした。
少ししかいれなかったけど、そのホスピタリティやいい雰囲気は感じられました。
のんびりした空気の国。
一見平和に見えるんだけどねー・・・。
そしてシリアは歴史も古く、見るところもあったりする。
例えば、アルファベットが生まれたのシリアだし、イエス・キリストが話した「アラム語」を話す民族は、今は世界中でシリアの村にしかいない。
ユーフラテス川や、ローマ帝国やらオスマントルコやら・・・ちょっと歴史に疎いので、とにかく昔から人が住んでいた国。
歴史ある、趣の残る、不思議な国でした。
こんなとこでいいかな。
なにぶん1ヶ月前なものでね・・・。
とにかくシリアを語るには、その人の優しさをまず語る人が多いでしょう。
それがなにより、旅人には深くくるものです。
暖かく迎えてくれて(入国はひどかったけど)、別れるときにも笑顔で別れる人たち。
いつかまた来てみたいと思える国です。
ただし、季節を選んでね・・・。
暑さはひどかった・・・。
夜はすっげぇ寝苦しかった・・・。
以上!
世界一周シリア編、完結!!!
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現在シチリア島にいます。
この後、チュニジアへ。再びのアラブ圏へ・・・。
一言:シチリア島行きの船は豪華でした。
あと「ジョバンニ」がたくさんいました。
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